今回も本格派のパスタメニューの種類のひとつをご紹介していきます。
パスタの中でも王道ですが、海鮮好きの日本人に愛される、
白ワインを使ったアサリのパスタ、ボンゴレ・ビアンコの紹介です。
ボンゴレ・ビアンコとは、スパゲティ料理の一種で、あさりを白ワインで蒸し煮したものを具材に用いたものです。
イタリア語で「アサリ」を意味する「ボンゴレ」、「白い」を意味する「ビアンコ」を合わせた和製語です。
もちろん、和製語ではありますが、調理の技法や味付けはイタリアンなので、和風パスタではありません。
各種スパゲティ専門店やイタリアンのお店で、広く作られ愛されるメニューです。
料理用にワインを使う家が少ないのか、あまり家庭料理では見かけないメニューでもありますね。
ちなみに、調理に赤ワインを使って作ると、ボンゴレ・ロッソとなります。
ボンゴレ・ビアンコ(Vongole Bianco)の最大の魅力は、「極限までそぎ落としたシンプルな材料から生まれる、圧倒的な貝の旨味」にあります。
イタリア語でボンゴレは「貝(主にあさり)」、ビアンコは「白」を意味します。トマトソース(ロッソ)やクリームを使わないからこそ、ごまかしの利かない素材本来のポテンシャルをダイレクトに味わえるのが特徴です。
1. 濃厚な「あさりの出汁」を吸ったパスタ
白ワインで蒸し焼きにしたあさりから溢れ出る濃厚なスープ(コハク酸などの旨味成分)を、パスタの麺がこれでもかと吸い込みます。生クリームやバターを使わなくても、オリーブオイルと貝の出汁が綺麗に混ざり合う(乳化する)ことで、とろっとしたクリーミーで贅沢な口当たりに仕上がります。
2. ニンニクと唐辛子の絶妙なパンチ
一見あっさりしていそうですが、ベースにあるのはペペロンチーノと同じく「ニンニクのコク」と「唐辛子のピリッとした辛み」です。これが海の香りと合わさることで、食欲をそそる力強い味わい(パンチ)へと変化します。
3. 五感を刺激する華やかな香り
オイルに移ったニンニクの香ばしさ、白ワインの爽やかな酸味、そして仕上げに散らすイタリアンパセリの清涼感。これらがあさりの磯の香りと一体となり、湯気とともに立ち上る瞬間は格別です。
美味しく作るプロのコツ:
あさりに火を通しすぎると身が縮んで硬くなってしまいます。貝が開いたら一度フライパンから取り出し、パスタをソースにしっかり絡ませた最後の仕上げの段階で戻すと、身がふっくらとジューシーに仕上がります。
シンプルだからこそ、素材の組み合わせの妙を一番に実感できる一皿です。
本日もご覧になっていただきましてありがとうございました。
また次回もぜひよろしくお願いいたします。

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